記事詳細(xì)

公開(kāi)日:2024.03.15

更新日:2024.10.29

健康診斷や人間ドックの目的は、自分の體の狀態(tài)を客観的に知ることです。さまざまな基準(zhǔn)値や指標(biāo)をもとに、機(jī)能が低下している部分や、詳しく検査すべき部分を把握することができます。
「BMI」は健康診斷や人間ドックにも使われる基準(zhǔn)値のひとつで、體型を定義する數(shù)値です。

本記事では、BMIを知ることによってわかることと、目指すべき基準(zhǔn)値の考え方、肥満?やせの場(chǎng)合に注意すべきことなどについて詳しく解説します。

目次

1.BMIとは、肥満や低體重を判定するための體格指數(shù) 2.BMIの計(jì)算方法 3.BMIの目安 4.子供の肥満度の計(jì)算方法 5.肥満（BMI25以上）の人が注意すべきこと 6.やせ（BMI18.5未満）の人が注意すべきこと 7.買(mǎi)い物や料理が難しいときは、冷凍宅配弁當(dāng)も活用しよう 8.BMIを目安のひとつに、健康的な體型を維持しよう

BMIとは、肥満や低體重を判定するための體格指數(shù)

BMI（Body Mass Index）とは、身長(zhǎng)と體重を手掛かりとして肥満や低體重を判定するために國(guó)際的に使われている體格指數(shù)です。健康診斷や人間ドックの結(jié)果を見(jiàn)ると、身長(zhǎng)や體重の近くに記載されています。

太りすぎがさまざまな疾患の原因になることはよく知られているため、BMIの數(shù)値が高い人は肥満と診斷され、肥満のレベルによっては生活習(xí)慣を見(jiàn)直すための保健指導(dǎo)の対象になります。
ただし、體重が健康に及ぼす影響は、太りすぎによるものだけではありません。やせすぎも體にさまざまな問(wèn)題を引き起こすことがわかっており、BMIが「やせ」に該當(dāng)すると判定された人も生活習(xí)慣を見(jiàn)直す必要があります。

體重をコントロールする際には、脂質(zhì)異常癥や糖尿病、高血圧などの病気に最もかかりにくいといわれる「標(biāo)準(zhǔn)體重」を目安にすると良いといわれています。標(biāo)準(zhǔn)體重は、BMIが22になるときの體重です。

BMIの計(jì)算方法

BMIは、以下の計(jì)算式で求められます。

＜BMIの計(jì)算式＞
BMI＝體重（kg）÷身長(zhǎng)（m）÷身長(zhǎng)（m）

また、前項(xiàng)でふれた標(biāo)準(zhǔn)體重は、身長(zhǎng)（m）を2乗した値に、最も病気になりにくいBMI指數(shù)22を掛けることで求められます。

＜標(biāo)準(zhǔn)體重の計(jì)算式＞
標(biāo)準(zhǔn)體重＝身長(zhǎng)（m）×身長(zhǎng)（m）×22

BMIの目安

BMIの計(jì)算式は世界のどの國(guó)でも共通ですが、肥満の判定基準(zhǔn)は國(guó)によって異なります。WHO（世界保健機(jī)関）の基準(zhǔn)では、30以上が「Obese（肥満）」です。
日本の成人の場(chǎng)合、日本肥満學(xué)會(huì)が定めた基準(zhǔn)にもとづいて、以下のように診斷します。

＜やせ?普通體重?肥満の基準(zhǔn)＞
?BMI18.5未満：やせ
?BMI18.5以上25未満：普通體重
?BMI25以上：肥満

また、肥満はその程度に応じて、以下のように區(qū)分されます。

＜肥満度分類(lèi)＞
?BMI25以上30未満：肥満（1度）
?BMI30以上35未満：肥満（2度）
?BMI35以上40未満：肥満（3度）
?BMI40以上：肥満（4度）

注意したいのは、BMIはあくまでも身長(zhǎng)と體重から算出した數(shù)値で、個(gè)人の筋肉量や年齢は考慮されていないことです。

一般的に、筋肉量が増えると體重も増えます。そのため、BMI25以上のすべての人が減量しなければならないわけではありません。同じ身長(zhǎng)?體重でも、脂肪のつきすぎで體重が増えている場(chǎng)合は減量して改善する必要がありますが、筋肉によって増えている場(chǎng)合はそのままでも減量の必要がないことが多いのです。

やせであったとしても、実は脂肪が多くついていて體脂肪率が高かったり、筋肉量が少なかったりする例も少なくありません。
BMIは便利な數(shù)値ですが、それだけで體型や健康狀態(tài)を判斷することは避けましょう。

BMIの目標(biāo)値は年齢によって異なる

年齢によって、BMIの目標(biāo)値は異なります。年齢を重ねると身長(zhǎng)は縮み、筋肉量も減少するため、若いときと同じBMIを基準(zhǔn)に體重をコントロールしていると、やせすぎてしまう可能性があるからです。

糖尿病や高コレステロール血癥など、體重増加と深い関わりがある疾患を患っている人は、年齢が上がっても肥満を気にする必要があります。年齢に合ったBMIの基準(zhǔn)値を參考に、適切な體重管理に努めましょう。

厚生労働省の「日本人の食事?lián)斎』鶞?zhǔn)（2020年版）」では、18歳以上のBMIの範(fàn)囲を以下のように定めています。

■目標(biāo)とするBMIの範(fàn)囲（18歳以上）

年齢（歳） 目標(biāo)とするBMI 18～49 18.5～24.9 50～64 20.0～24.9 65～74 21.5～24.9 75以上 21.5～24.9

※厚生労働省「日本人の食事?lián)斎』鶞?zhǔn)（2020年版）」をもとに作成

BMIの上限はどの年齢も同じですが、下限は変わります。特に65歳以上からは、低體重によるフレイル（虛弱）予防のため、目標(biāo)値はBMI21.5以上です。

子供の肥満度の計(jì)算方法

BMIは成人のみに用いられる指標(biāo)です。5～17歳の子供の肥満を判定する場(chǎng)合は、「肥満度」が使われています。肥満度は、実測(cè)した體重が標(biāo)準(zhǔn)體重を何％上回っているかを示すもので、以下の式で計(jì)算されます。

＜子供の肥満度の計(jì)算式＞
肥満度（％）＝100×（現(xiàn)在の體重－標(biāo)準(zhǔn)體重）÷標(biāo)準(zhǔn)體重

＜子供の標(biāo)準(zhǔn)體重の計(jì)算式＞
標(biāo)準(zhǔn)體重＝a×身長(zhǎng)（cm）－b

標(biāo)準(zhǔn)體重は、文部科學(xué)省の「學(xué)校保健統(tǒng)計(jì)調(diào)査」（2000年）のデータにもとづく年齢?性?身長(zhǎng)別標(biāo)準(zhǔn)體重を使って求めます。ここでは、男女17歳までのデータを以下に示します。

■年齢?性?身長(zhǎng)別標(biāo)準(zhǔn)體重（5～17歳）

年齢（歳） 男子 年齢（歳） 女子 a b a b 5 0.386 23.699 5 0.377 22.750 6 0.461 32.382 6 0.458 32.079 7 0.513 38.878 7 0.508 38.367 8 0.592 48.804 8 0.561 45.006 9 0.687 61.390 9 0.652 56.992 10 0.752 70.461 10 0.730 68.091 11 0.782 75.106 11 0.803 78.846 12 0.783 75.642 12 0.796 76.934 13 0.815 81.348 13 0.655 54.234 14 0.832 83.695 14 0.594 43.264 15 0.766 70.989 15 0.560 37.002 16 0.656 51.822 16 0.578 39.057 17 0.672 53.642 17 0.598 42.339

「小児肥満癥診療ガイドライン2017」では、子供の肥満を「肥満度が＋20％以上、かつ體脂肪率が有意に増加した狀態(tài)」と定義しています。有意な體脂肪率増加の基準(zhǔn)は、男児は年齢を問(wèn)わず25％以上、女児は11歳未満が30％以上、11歳以上が35％以上です。

肥満（BMI25以上）の人が注意すべきこと

BMI25以上は、減量を検討すべきラインです。BMIが25以上になると、脂肪組織に脂肪が過(guò)剰に蓄積した狀態(tài)を指す肥満と診斷され、健康リスクが高まります。

同じBMIでも、脂肪がついている場(chǎng)所によってリスクの大きさは異なるため、以下に紹介する肥満のタイプ、および體脂肪計(jì)などで把握できる體脂肪率なども參考に自分の體型を把握し、必要に応じて體重のコントロールを始めましょう。

肥満のタイプは、以下の2つに分けられます。

＜肥満のタイプ＞
?內(nèi)臓脂肪型肥満（リンゴ型肥満）
內(nèi)臓脂肪型肥満は、リンゴ型肥満とも呼ばれています。腹腔內(nèi)の腸間膜など內(nèi)臓周りに脂肪がつくため、ウエスト周りが大きくなるという特徴があります。健康上のリスクが高いため、注意が必要です。

?皮下脂肪型肥満（洋ナシ型肥満）
皮下脂肪型肥満は洋ナシ型肥満とも呼ばれています。皮下脂肪がお尻や太ももなど下半身中心につき、肉付きが良くなるのが特徴です。比較的女性に多く見(jiàn)られます。

內(nèi)臓脂肪型肥満（リンゴ型肥満）と皮下脂肪型肥満（洋ナシ型肥満）の特徴をまとめると、以下のようになります。

內(nèi)臓脂肪型肥満に高血圧?高血糖?脂質(zhì)代謝異常が重なると、心臓病や脳卒中などになりやすい「メタボリックシンドローム」と診斷されます。
では、BMI25以上と診斷されたら、具體的に何をすれば良いのでしょうか。

一般的には、油脂類(lèi)をほとんどとらない、食事量を極端に制限するといった方法で體重を減らすことは避けるべきです。肥満の予防?治療において最も重要な點(diǎn)は、食事から摂取するエネルギー量と、運(yùn)動(dòng)によって消費(fèi)するエネルギー量のバランスをとること。つまり、摂取エネルギーを適正にすることと、消費(fèi)エネルギーを増やすことに取り組みましょう。

適正エネルギー量は、以下の計(jì)算式で算出します。

＜適正エネルギー量の計(jì)算式＞
適正エネルギー量＝標(biāo)準(zhǔn)體重（身長(zhǎng)（m）×身長(zhǎng)（m）×22）×身體活動(dòng)量

■身體活動(dòng)量

低い（座っていることが多い人） 25～30kcal 普通（軽い運(yùn)動(dòng)や散歩などをする人） 30～35kcal 高い（立ち仕事が多い人や活発に運(yùn)動(dòng)する人） 35～40kcal

算出した適正エネルギー量を目安として、食事內(nèi)容を工夫してエネルギー摂取量を減らしたり、適度な運(yùn)動(dòng)を取り入れてエネルギー消費(fèi)量を増やしたりすると、適正體重を維持することができます。
摂取エネルギーの調(diào)整において、特に重要なことは以下の3點(diǎn)です。

＜摂取エネルギーの調(diào)整で重要なこと＞
?食べすぎない
食べすぎにより摂取エネルギーが消費(fèi)エネルギーより上回ると、余ったエネルギーが脂肪に変わって蓄積されます。

?まとめ食いや早食いをしない
食事を1食抜いて次の食事でまとめ食いをすると、食べる量が増えて肥満につながりやすくなります。早食いも、満腹中樞が刺激される前に食べ物をとりすぎて肥満につながるため、改善が望ましいです。

?バランスの良い食事をする
特定の食品を食べない、食事量を極端に減らすといった、無(wú)理なダイエットはやめましょう。食事のバランスが偏ると摂取する栄養(yǎng)素にも偏りが出て、かえって健康リスクが高まります。

やせ（BMI18.5未満）の人が注意すべきこと

BMI18.5未満の人はやせに該當(dāng)し、普通體重よりも健康リスクが高まります。やせに該當(dāng)する場(chǎng)合は、食事や運(yùn)動(dòng)といった生活習(xí)慣の見(jiàn)直しによる適正體重の維持が必要です。
やせの理由は多岐にわたり、甲狀腺機(jī)能亢進(jìn)癥などによるエネルギー消費(fèi)量の増加のほか、慢性疾患による栄養(yǎng)素の損失や食欲不振、精神疾患による食欲不振などが考えられます。中でも近年多く見(jiàn)られるのが、「細(xì)さ」を美の基準(zhǔn)とする価値観により、過(guò)剰なダイエットに取り組んでやせになる人です。

2019年に厚生労働省が行った國(guó)民健康?栄養(yǎng)調(diào)査では、BMIが18.5未満のやせは20歳代女性で20.7％でした。過(guò)度なダイエットは、體型に対する誤った認(rèn)識(shí)、根拠のあいまいなダイエット法などによって行われていることも多く、やせは潛在的な栄養(yǎng)不良の狀態(tài)であることが少なくありません。
栄養(yǎng)不良の狀態(tài)が続くと、筋肉量が低下して基礎(chǔ)代謝量が落ち、かえってやせにくくなります。また栄養(yǎng)素の偏りで鉄が不足すると、鉄欠乏性貧血によるだるさや疲れやすさを感じるようになり、日常生活に影響を及ぼすこともあります。

女性の場(chǎng)合は、月経異常や無(wú)月経などにも注意が必要です。女性ホルモンの分泌が正常に行われなくなるため、骨量が低下したり、さまざまな不調(diào)に襲われたりする可能性があるでしょう。低血圧、不整脈などが起こるリスクもあります。

買(mǎi)い物や料理が難しいときは、冷凍宅配弁當(dāng)も活用しよう

適切なBMIを維持するには、欠食せず規(guī)則正しく食事をとることが重要です。買(mǎi)い物や料理が難しいときは、レンジで溫めるだけで食べられる冷凍宅配弁當(dāng)を利用してみませんか。

ニチレイフーズダイレクトの「きくばりごぜん?」は、エネルギー300kcal以下、食塩相當(dāng)量2.0g以下、野菜使用量100g以上（芋類(lèi)、きのこ類(lèi)、海藻類(lèi)、豆類(lèi)を含む。生鮮換算）の冷凍宅配弁當(dāng)です。冷凍庫(kù)にストックしておけば、忙しいときにも簡(jiǎn)単に食事をとることができます。

注文した方からは、「どれも見(jiàn)た目も良く食欲をそそる盛り付け、初め冷凍に抵抗のあった母も納得のお味でした！」「まとめ買(mǎi)いして冷凍庫(kù)にストックしたいと思います」といった聲が屆いています。

「きくばりごぜん?」お試し4食セットについては、以下のページをご覧ください。

BMIを目安のひとつに、健康的な體型を維持しよう

BMIは、肥満ややせを判定する體格指數(shù)です。BMIだけで體型の良し悪しを判斷することはできませんが、基準(zhǔn)のひとつとして活用することで、健康的な體型の維持に役立ちます。

BMIの維持?改善には、規(guī)則正しい食生活が不可欠です。便利な冷凍宅配弁當(dāng)も活用しながら、無(wú)理なく體重をコントロールしていきましょう。

BMIの計(jì)算方法は？ BMI（Body Mass Index）とは、身長(zhǎng)と體重を手掛かりとして肥満や低體重を判定するために國(guó)際的に使われている體格指數(shù)です。體重をコントロールする際には、「標(biāo)準(zhǔn)體重」を目安にすると良いといわれています。標(biāo)準(zhǔn)體重は、BMIが22になるときの體重です。
BMIは「體重（kg）÷身長(zhǎng)（m）÷身長(zhǎng)（m）」で求めることができます。 BMIはどのくらいが普通？ 日本肥満學(xué)會(huì)が定めた基準(zhǔn)では、BMI18.5以上25未満が普通體重です。BMI18.5未満はやせ、BMI25以上は肥満と診斷されます。

監(jiān)修清水加奈子

管理栄養(yǎng)士、國(guó)際中醫(yī)薬膳師、國(guó)際中醫(yī)師。栄養(yǎng)學(xué)?中醫(yī)學(xué)?薬膳の専門(mén)知識(shí)を持つフードコーディネーターとして、多數(shù)のメディアでダイエットレシピの提案や監(jiān)修で幅広く活躍中。

相關(guān)知識(shí)

最も病気になりにくい標(biāo)準(zhǔn)體重とは？計(jì)算方法や食事の目安を解説
體脂肪率とは？健康への影響やBMIとの違い、減量のポイントを解説
BMIの知識(shí)｜BMIの理解で健康管理の第一歩を踏み出そう！
【身長(zhǎng)別】理想體重の計(jì)算方法！健康的なダイエット方法で理想の體を目指そう
醫(yī)學(xué)的に理想の體重とは
體質(zhì)改善ダイエットで痩せ體質(zhì)に！効果的な8つの方法を解説
體型の知識(shí)｜體型の測(cè)定で理想の健康狀態(tài)を目指そう！
長(zhǎng)期にわたるストレスや夜勤が肥満を招く恐れあり
ＢＭＩと適正體重
いわゆる「健康食品」のホームページ

網(wǎng)址: BMIとは？計(jì)算方法や、やせ?普通?肥満の基準(zhǔn)値を解説 http://m.u1s5d6.cn/newsview162682.html